■活動について

1 エイズ電話相談

「体調不良・・・。ネットで見ていたらエイズの症状みたいで、心配」
「検査を受けたんだけど結果を待つ今が一番怖い」
「HIV検査で陰性の結果をもらったけど、でも不安」
「昨日、陽性とわかったばかり・・・ショック」
「転職して新しい職場、HIVに感染していること伝えなくちゃいけませんか」
「セックスってみんなどうしてるの?」
不安なこと、相談したい方は、電話相談をご利用下さい。

フリーダイヤル 0120-812(エイズ)-606 へお電話下さい。
毎週火曜日19時~22時(お盆期間・年末年始のぞく) 研修を受けた相談員が対応致します。

  • HIV感染、エイズについての不安
  • 予防方法
  • 検査情報など

多様なセクシュアリティに対応しています。また相談内容については、秘密は厳守いたします。
※ 上記以外の相談はお受けできませんのでご了承下さい。

2 講演活動

エイズについての講演

幅広くエイズについての講演やワークショップを行っています。
中学生・高校生・大学生・専門職の方対象の講演会(エイズ出前授業)・ワークショップを実施しています。
プログラムは

  • HIV・エイズの現状(国内・道内)について
  • HIVの感染経路と予防方法について
  • 相談できる場所、セクシュアリティについて
  • エイズ検査について
  • 感染後の生活について
  • エイズメモリアルキルトの紹介
  • コンドームの正しい使い方

などです。そのほか、ロールプレイなどを行いながら、楽しく参加型で行う事も出来ます。
これまでに全道150箇所以上の学校・事業所に出かけていっています。

また、HIV陽性者当事者による講演活動もはじめました。当事者の声を聴いてください。
そして、近年ではHIV/エイズのみならず、LGBT(セクシュアルマイノリティ)に関わる講演活動もおこなっています。

(近年の主な実績)
・2014年10月 北海道HIV/AIDS医療者研修会「セクシュアリティとNPO」
・2014年12月 就労移行支援事業所職員研修会「HIV/エイズの基礎知識」
・2015年10月 就労移行支援事業所職員研修会「LGBTと就労支援について」
・2016年 3月 HIV/エイズ看護学会「HIV感染症とセクシュアルヘルス支援」
・2016年10月 薬剤師向けセミナー「HIV/エイズのリアルを伝える」
・2017年8月 一般市民公開イベント「NPOと私」
・2017年9月 自立支援協議会地域部会「LGBTの理解」
・2018年9月 一般市民公開イベント「LGBTとHIV」
・2019年1月 HIV/AIDS拠点病院看護師研修会「HIV陽性者を取り巻く現状」
・2019年10月 旭川保健所主催「思春期性感染症予防講演会」
・2021年11月 NPO法人星槎さっぽろ教育センター 放課後等デイサービス「星の音」様にてエイズ出前授業を実施

エイズ出前授業・ワークショップ・講演のお問い合わせ・お申込みは、こちらのページをご確認ください。

 

 

3 当事者共生事業 ななかまどプロジェクト

kouryu_ill-2

北海道に暮らすHIV陽性者が「今よりもっと元気になるために必要としていること」を共に考え形にしていくことを目的に2010年4月から新事業を開始しました!2013年にはNPO法人日本HIV陽性者ネットワーク・ジャンププラス(JaNP+)との共催で「HIV陽性者交流会in札幌」を初めて開催し、2014年からは「HIV陽性者交流会inHOKKAIDO」を定期開催しています。
また、2022年度には函館・旭川・帯広でも「HIV陽性者交流会inHOKKAIDO」を開催いたします。
詳細は「ななかまどプロジェクト」、「HIV陽性者交流会inHOKKAIDO」へ。

 

4 イベント(アウトリーチ)

様々なイベントで、HIV予防啓発を行っています。イベントブースに出展し、コンドームの装着方法講座やエイズ基礎知識クイズなどを行って楽しく、わかりやすくHIV予防法を伝えています。これまで「ライジングサンロックフェスティバルinEZO」や「レインボーマーチ札幌」に参加してきました。近年では、さっぽろレインボープライドのほか、大学祭や各種イベントなどで予防啓発活動をおこなっています。
※ブース出展のご依頼はEメールにてお申し込み下さい。数日中に担当者が折り返しご連絡いたします。ブーススタッフも随時募集しています。一緒に楽しくイベントを作りませんか?

ライジングサンロックフェスティバルinEZO

ライジングサンロックフェスティバルinEZO

 


SAPPORO 5リボンズは「自分らしく生きる」を応援する五色のリボンたちが一緒に活動の輪を拡げていくことを目的に集まったネットワークです。
SAPPORO 5リボンズとしてイベントやイベントやブース出展を行っています。

http://sapporo5ribbons.com/

SAPPORO5Ribbons

5 ABCキルト

エイズメモリアルキルト」「メッセージ・キルト」「ABCキルト」の作成と贈呈を行っています。
エイズとキルトには深いつながりがあります。

  • 「エイズ・メモリアルキルト」・・・エイズで亡くなった方を偲んで作られるキルト
  • 「メッセージ・キルト」・・・当事者の方へ思いを込めたキルト
  • 「ABCキルト(AIDS at risk Babies Crib)の略」・・・母子感染によってHIVに感染し、様々なリスクを背負って生まれて来た子供達にプレゼントするキルト

レッドリボンさっぽろは2年に一度、ブラジルやウガンダにあるHIV感染孤児のケアホームや幼稚園にクリスマスプレゼントとして手作りのキルトを送ってきました。
2008年度は南アフリカのエイズ孤児支援施設に送り、2012年度、2014年度はウガンダのエイズ孤児に内閣府認定NPO法人Peaceを通じてお渡しました。
2017年度からはパッチワークキルト販売の収益金の一部をNPO法人エイズ孤児支援NGO・PLASへ寄付し、ケニア・ウガンダで行われているエイズ孤児支援活動に参画しています。

 

6 行政との連携

当会の代表が、「札幌市エイズ対策推進協議会」の委員を務めています。年に1回HIV、エイズに関わる様々な立場の人の集まり、札幌市でのエイズ対策をどのように行うかを話し合います。
当会もNPOとして、様々な提言を行っています。